赤城山の山頂近くにある「覚満淵(かくまんぶち)」は、まるで尾瀬のような湿原風景を気軽に楽しめる人気スポットです。標高1,360mに広がる木道を歩けば、四季折々の自然と静けさを感じられます。
今回は、実際に7月の休日午前中に訪れた際の駐車場の混雑状況や散策コースの様子を詳しくご紹介。
短時間で自然を満喫したい方にぴったりの「赤城山の穴場スポット」をお届けします。
- 短時間で自然を感じられる散策スポットを探している人
- 駐車場の混雑やアクセスなど、リアルな体験情報を知りたい人
- 赤城山や群馬の観光で「静かに過ごせる場所」を探している人
赤城山の小さな湿原「覚満淵(かくまんぶち)」とは?
覚満淵の魅力と特徴|尾瀬に似た風景を手軽に
覚満淵(かくまんぶち)は、群馬県前橋市・赤城山の標高1,360m付近にある湿原です。
湿生植物や高山植物が多く見られ、その景観が「尾瀬」に似ていることから“小尾瀬”とも呼ばれています。
木道が整備されており、湿原をぐるりと一周してもおよそ30分ほど。気軽に自然を満喫できる散策スポットです。
沼と湿地を合わせて「覚満淵」と呼ばれ、6月中旬にはレンゲツツジが咲き、初夏の彩りを添えます。赤城山の観光スポットの中でも、手軽に自然を感じられる場所として人気があります。

覚満淵へのアクセス方法
公共交通では、前橋駅北口バスターミナル6番乗り場から「関越交通バス・赤城山ビジターセンター行き」に乗車します。所要時間は約90分で、平日は途中で乗り換えが必要ですが、土日祝は直通便も運行されています。バス停「覚満淵入口」で下車し、徒歩約5分で到着します。
車の場合は、前橋駅から約50分ほど。赤城山頂付近まで上がるため、カーブが多い山道ですが、道幅は広めで走りやすいです。
休日午前中の「おのこ駐車場」混雑状況
駐車場は近くにある「おのこ駐車場」に停めました。登山や観光の拠点として利用される人気の駐車場です。私が訪れたのは土曜日、朝9時半頃の到着で、すでに半数以上が埋まっていました。まだ数台分の空きはありましたが、お昼近くになると満車になる印象です。
早めの時間帯に訪れると、スムーズに停められておすすめです。
木道散策コースを歩いてみた
覚満淵の入口には、鹿による食害から植物を守るためのフェンスが設けられています。
熊の出没情報もあるので、熊鈴を持って行くのをおすすめします。
ゲートを抜けると、静かな森の中を流れる覚満川沿いの小道になり、鳥のさえずりが聞こえました。


緩やかな木道を10分ほど歩くと、視界が一気に開け、湿原と赤城山の稜線が広がる絶景ポイントにたどり着きます。

訪れたのは朝10時頃。人はまばらで、散策しているのは数組ほど。
木道は整備されていて歩きやすく、足元を気にせず景色に集中できます。
湿原を囲むように山の緑が映え、空の青とのコントラストがとても美しい時間帯でした。

数分後には霧が流れ込み、さっきまで見えていた山並みがふわっと隠れる――そんな自然の表情の変化も楽しめるのが覚満淵の魅力です。

トイレは覚満淵内には無いので、駐車場又はビジターセンター横を利用するといいでしょう。


お昼は近くにある「風の庵」のお蕎麦がおすすめです。

基本情報
住所 | 群馬県前橋市富士見町赤城山 |
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アクセス | 前橋駅北口バスターミナル6番乗り場から関越交通バス 赤城山ビジターセンター行きで約90分(平日は乗換、土日祝は直通あり) バス停「覚満淵入口」徒歩約5分 |
駐車場 | 有 |
営業時間 | 散策自由 |
料金 | 無料 |
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出典:じゃらんnet にごり湯の宿 赤城温泉ホテル
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・「じゃらん 4.8」と口コミ高評価(2025年10月現在)。
・温泉は人工温泉含まないにごり湯
・食事は「赤城地鶏コラーゲン鍋」「上州牛すき焼き鍋」「上州牛ヒレステーキ」などがいただけます。
まとめ|短時間で自然を満喫できる赤城山の穴場スポット
覚満淵は、赤城山の山頂近くで気軽に自然散策が楽しめる湿原です。
木道が整備されていて、1周わずか30分ほど。時間をかけずに「尾瀬のような風景」を体験できます。
朝の時間帯は静かで、人も少なく、霧が流れ込む幻想的な景色が見られることも。
アクセスは車が便利ですが、休日は駐車場が混みやすいため午前中の訪問がおすすめ。
自然を身近に感じたい方、軽いハイキング気分を味わいたい方には特にぴったりのスポットです。
赤城山観光の途中で立ち寄るなら、静かで美しい覚満淵をぜひ散策してみてください。