【秋の尾瀬・日帰りハイキング】初心者の人必見!知っておくといい情報

秋の尾瀬で、色鮮やかな紅葉と澄んだ空気に包まれる日帰りハイキングはいかがでしょうか?広大な湿原を縫うように整備された木道を歩けば、初心者でも安心して尾瀬の絶景を楽しめます。本記事では、尾瀬を訪れる際に役立つ4つの重要な情報と、初心者にぴったりのハイキングルートをご紹介します。

  • ハイキング初心者
  • 事前知識を知りたい
  • 有名な観光地だから行ってみたい!
  • 準備が必要なの?と何も分からない方

ハイキング初心者の筆者が実際に体験した視点から、同じ目線でわかりやすくお伝えします。秋の尾瀬で、草紅葉に彩られた湿原や、周囲の山々の紅葉を堪能しましょう。この季節ならではの美しい風景と、爽やかな高原の空気が、きっと心に残る思い出を作ってくれるはずです。

目次

尾瀬国立公園

尾瀬(おぜ)は、群馬県・栃木県・福島県・新潟県の4県にまたがる広大な自然保護区で、国立公園としても知られています。標高約1,400メートルの高地に位置し、日本を代表する湿原地帯のひとつです。豊かな自然環境が守られており、四季折々の美しい景観が楽しめることから、ハイキングや自然観察のスポットとしても人気があります。

特に人気のシーズンは、6月頃の「水芭蕉(ミズバショウ)」の見頃と、9月頃の「草紅葉(くさもみじ)」のシーズンです。6月には雪解けとともに白い水芭蕉の花が湿原を彩り、秋のはじまりには湿原の草が赤や黄に色づく「草紅葉」が見頃を迎えます。

初心者知っておくといい情報4選

持ち物・装備の準備をしよう

尾瀬といえば、木道と湿原の絶景が有名です。しかし、この美しい景色を堪能するには、約1時間山道を歩く必要があります。初心者の方も安全に楽しめるよう、適切な準備をしましょう。

履き慣れた運動靴でも可能ですが、雨で滑りやすい箇所もあるため、トレッキングシューズの着用をお勧めします。足首をサポートし、グリップ力の高いシューズを選ぶことで、安全性が高まります。

また、尾瀬の天候は変わりやすいため、体温調節しやすい服装が重要です。

  • 速乾性のある下着
  • 重ね着できる薄手のシャツやフリース
  • 防水性のあるアウター
  • 帽子(日よけと防寒兼用)

適切な装備で準備すれば、初心者でも尾瀬の自然を安全に楽しむことができます。天候や体調に注意しながら、素晴らしい景色を存分に満喫してください。

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マイカー規制あり、登山口までシャトルバスを利用する

尾瀬ハイキングに車で向かう場合、群馬県・福島県・新潟県の3つのアクセス方法があります。尾瀬周辺は交通規制があり、マイカーでのアクセスは限定されています。

駐車場到着後はシャトルバスに乗り換えしましょう。バスは随時運行しているため、待機時間はほとんどなく、満席になり次第出発します

駐車場料金
マイカー大型バス
尾瀬第一・第二駐車場1,000円(1日24時間)×
スノーパーク尾瀬戸倉駐車場1,000円/日4,000円/日
御池駐車場1,000円/回2,000円/回
区間大人(片道)小人(片道)
御池~沼山峠600円300円
七入~沼山峠870円440円
戸倉~鳩待峠1,300円650円
大清水~一ノ瀬1,000円500円

注意点として、2024年9月時点では戸倉の精算機は現金のみの対応のため、事前に現金を用意しておくとよいでしょう。

トイレ使用時に協力金の支払い、小銭の準備を!

トイレの維持費・管理費のため協力金を支払い、トイレを使用します。
そのため小銭を準備しておくと良いでしょう。

またトイレの入り口にはPayPayのQRコードがあり、PayPayでの決済が可能です。

山ノ鼻ビジターセンターでは両替もできますが、できるだけ小銭を準備して行きましょう。

トイレ協力金:100円

帰りは登山(山ノ鼻~戸倉)体力を考えてハイキングしよう

行きは戸倉から山ノ鼻まで約1時間の下り道ですが、帰りは逆に登りになります。尾瀬ヶ原の景色を存分に楽しむことが最優先ですが、帰路の体力も考慮しましょう。途中にある休憩所を有効活用し、こまめに休憩を取ることをおすすめします。水分補給や軽食の摂取も忘れずに。ペース配分に気をつけ、無理せず自分の体力に合わせてハイキングを楽しみましょう。

実際に歩いたコース紹介

7:10
戸倉駐車場

シャトルバスに乗って鳩待峠へ

7:40
鳩待峠

尾瀬への入り口、ハイキングスタート!

8:40
山ノ鼻

トイレ休憩

9:20
牛首
10:00
竜宮

早めですが、お昼ごはんを食べます

11:50
ヨッピ橋

橋を少し渡り、奥には行かず折り返し戻ります

12:30
牛首
13:30
山ノ鼻

ひたすら登りできついです。

14:40
鳩待峠

ゴール!!

9月下旬草紅葉の季節に尾瀬へ行ってきました。

戸倉駐車場からシャトルバスに乗って鳩待峠に向かいます 。
尾瀬への入り口です。

まずは山ノ鼻に向かいます。
朝方、雨が降ったのか所々足元が濡れていました。

滑り止めが置かれているので安心して下ることが出来ます。
しかし私は平坦な場所で滑り、尻餅をついたので皆さんお気を付けください。

山ノ鼻でトイレを済ませて少し歩くと、視界が開けて
思い浮かべていた木道と湿原の景色が見えてきます。
天気は晴れ時々曇りでしたが、日差しを避ける木々が無いのでちょうど良かったです。

歩き進めると池塘(ちとう)と呼ばれる池があります。
覗いてみるとイモリが泳いでいました。

竜宮でお昼を済ませヨッピ橋に向かう途中
草紅葉が綺麗に色づいていました。

9下旬~10月上旬は草紅葉のシーズンです。
水芭蕉の時期もいいですが、一面黄金色の景色も見物でした。

ヨッピ橋に到着
少し揺れるので気を付けて渡りましょう。

ここから折り返しして戻りました。
山ノ鼻ビジターセンター寄り、尾瀬の動物や植物について知識を学ぶことができます。

帰り道は約1時間30分かけて登って帰ります。
整備されている木道を歩いていたといえ出発から6時間経過しているので
結構体力が消費されていました

所々にある椅子で休憩しながら、無事鳩待峠到着です。

まとめ

いかがでしょうか。
当たり前の内容かもしれませんが、ハイキング初心者には役立つ情報だと思います。

広大な景色の中を歩くのは気持ちが良いものです。
水芭蕉のシーズンである5月・6月ではなかったので、人も少なく、リフレッシュできました。普段家から出ない私でも楽しめたハイキングでした!

尾瀬ハイキングに興味がある方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。


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