秋の尾瀬で、色鮮やかな紅葉と澄んだ空気に包まれる日帰りハイキングはいかがでしょうか?広大な湿原を縫うように整備された木道を歩けば、初心者でも安心して尾瀬の絶景を楽しめます。本記事では、尾瀬を訪れる際に役立つ4つの重要な情報と、初心者にぴったりのハイキングルートをご紹介します。
ハイキング初心者の筆者が実際に体験した視点から、同じ目線でわかりやすくお伝えします。秋の尾瀬で、草紅葉に彩られた湿原や、周囲の山々の紅葉を堪能しましょう。この季節ならではの美しい風景と、爽やかな高原の空気が、きっと心に残る思い出を作ってくれるはずです。
尾瀬国立公園
尾瀬とは群馬県・栃木県・福島県・新潟県の4県にまたがっている国立公園で、6月頃の水芭蕉の時期や9月頃の草紅葉の時期がベストシーズンです。
初心者知っておくといい情報4選
持ち物・装備の準備をしよう
尾瀬といえば、木道と湿原の絶景が有名です。しかし、この美しい景色を堪能するには、約1時間山道を歩く必要があります。初心者の方も安全に楽しめるよう、適切な準備をしましょう。
履き慣れた運動靴でも可能ですが、雨で滑りやすい箇所もあるため、トレッキングシューズの着用をお勧めします。足首をサポートし、グリップ力の高いシューズを選ぶことで、安全性が高まります。
また、尾瀬の天候は変わりやすいため、体温調節しやすい服装が重要です。
- 速乾性のある下着
- 重ね着できる薄手のシャツやフリース
- 防水性のあるアウター
- 帽子(日よけと防寒兼用)
適切な装備で準備すれば、初心者でも尾瀬の自然を安全に楽しむことができます。天候や体調に注意しながら、素晴らしい景色を存分に満喫してください。
詳しくはこちらをご覧ください。
マイカー規制あり、登山口までシャトルバスを利用する
尾瀬ハイキングに車で向かう場合、群馬県側と福島県側の2つのアクセス方法があります。尾瀬周辺は交通規制があり、マイカーでのアクセスは限定されています。群馬県側は戸倉駐車場、福島県側は御池駐車場まで車で行くことが可能です。
駐車場到着後はシャトルバスに乗り換えしましょう。バスは随時運行しているため、待機時間はほとんどなく、満席になり次第出発します。
注意点として、戸倉の精算機は現金のみ対応しているため、事前に現金を用意しておくとよいでしょう。
トイレ使用時に協力金の支払い、小銭の準備を!
トイレの維持費・管理費のため協力金を支払い、トイレを使用します。
そのため小銭を準備しておくと良いでしょう。
またトイレの入り口にはPayPayのQRコードがあり、PayPayでの決済が可能です。
山ノ鼻ビジターセンターでは両替もできますが、できるだけ小銭を準備して行きましょう。
帰りは登山(山ノ鼻~戸倉)体力を考えてハイキングしよう
行きは戸倉から山ノ鼻まで約1時間の下り道ですが、帰りは逆に登りになります。尾瀬ヶ原の景色を存分に楽しむことが最優先ですが、帰路の体力も考慮しましょう。途中にある休憩所を有効活用し、こまめに休憩を取ることをおすすめします。水分補給や軽食の摂取も忘れずに。ペース配分に気をつけ、無理せず自分の体力に合わせてハイキングを楽しみましょう。
実際に歩いたコース紹介
- 7:10戸倉駐車場
シャトルバスに乗って鳩待峠へ
- 7:40鳩待峠
尾瀬への入り口、ハイキングスタート!
- 8:40山ノ鼻
トイレ休憩
- 9:20牛首
- 10:00竜宮
早めですが、お昼ごはんを食べます
- 11:50ヨッピ橋
橋を少し渡り、奥には行かず折り返し戻ります
- 12:30牛首
- 13:30山ノ鼻
ひたすら登りできついです。
- 14:40鳩待峠
ゴール!!
9月下旬草紅葉の季節に尾瀬へ行ってきました。
戸倉駐車場からシャトルバスに乗って鳩待峠に向かいます 。
尾瀬への入り口です。
まずは山ノ鼻に向かいます。
朝方、雨が降ったのか所々足元が濡れていました。
滑り止めが置かれているので安心して下ることが出来ます。
しかし私は平坦な場所で滑り、尻餅をついたので皆さんお気を付けください。
山ノ鼻でトイレを済ませて少し歩くと、視界が開けて
思い浮かべていた木道と湿原の景色が見えてきます。
天気は晴れ時々曇りでしたが、日差しを避ける木々が無いのでちょうど良かったです。
歩き進めると池塘(ちとう)と呼ばれる池があります。
覗いてみるとイモリが泳いでいました。
竜宮でお昼を済ませヨッピ橋に向かう途中
草紅葉が綺麗に色づいていました。
9下旬~10月上旬は草紅葉のシーズンです。
水芭蕉の時期もいいですが、一面黄金色の景色も見物でした。
ヨッピ橋に到着
少し揺れるので気を付けて渡りましょう。
ここから折り返しして戻りました。
山ノ鼻ビジターセンター寄り、尾瀬の動物や植物について知識を学ぶことができます。
帰り道は約1時間30分かけて登って帰ります。
整備されている木道を歩いていたといえ出発から6時間経過しているので
結構体力が消費されていました
所々にある椅子で休憩しながら、無事鳩待峠到着です。
まとめ
いかがでしょうか。
当たり前の内容かもしれませんが、ハイキング初心者には役立つ情報だと思います。
広大な景色の中を歩くのは気持ちが良いものです。
水芭蕉のシーズンである5月・6月ではなかったので、人も少なく、リフレッシュできました。普段家から出ない私でも楽しめたハイキングでした!
尾瀬ハイキングに興味がある方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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